「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2020 」に於いて「ベストイノベーション賞」を受賞しました

HLAC(エイチラック)」特徴抽出法※1を用いた画像・動画解析によりモノづくりの検査・検品の自動化を促進する株式会社アダコテック(本社:東京都千代田区、代表取締役:河邑 亮太、以下、アダコテック)は、11月27日(金)に開催された「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2020 」に於いてAI部門の「ベストイノベーション賞」を受賞いたしましたのでお知らせいたします。

●ASPIC IoT・AI・クラウドアワードとは

クラウドサービス事業者やユーザ企業・団体を対象に事業拡大を支援し、クラウドサービスが社会情報基盤として発展・確立することの一助になることを目的として、日本国内で優秀かつ社会に有益なクラウドサービスに対し、総務大臣賞をはじめ、その他各賞の表彰を行っています。「ASP・SaaS部門」や「IaaS・PaaS部門」などの6部門に加えて、優良なAIサービスやAIプラットフォームを提供しているサービスを表彰する「AI部門」が新設され、計7部門に分かれています。

アダコテックは、「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2020 」での受賞を励みに、モノづくりの現場への自社ソリューションの実装を一層促進することで、検品・検査の自動化に取り組むとともに、製造業界の進化と革新をサポートする事業の展開を目指します。

※1:HLAC特徴抽出法:画像の解析や認識等に用いられる認識精度に優れた汎用かつ高速な特徴抽出法。検査対象の形状や大きさを計算する際、複雑な処理を行うDeep Learning技術とは対照的に、画素値(各画素の色の濃淡や明るさを表す値)を積和演算するのみで算出可能なので、市販PCで瞬時に計算できる。また、位置不変性(認識対象の位置が変わっていても同じものだと認識できること)及び、加法性(対象が2つある場合にそれぞれの特徴の和が全体の特徴となること)という特性から、画像のなかで同じものを表す領域の境界線を見つける必要がないことや(セグメンテーションフリー)、画像に複数の異常が発生した場合も個別に特徴を認識することができるといった、画像認識にとって好ましい性質を備えた特徴抽出法である。