「株式会社相川プレス工業」と検査自動化の取り組みを開始
株式会社アダコテック(東京都千代田区 代表:河邑 亮太)は、株式会社相川プレス工業(山梨県北杜市、代表:相川 光央)と自動車の重要部品である”平バスバー”の検査自動化への取り組みを開始しました。
株式会社相川プレス工業(https://www.aikawanetw.co.jp/)は自動車部品等のユニットプレス加工、樹脂成形加工、および部品アセンブリーを行っており、国内(山梨・秋田)のほかに、フィリピン、ベトナム、中国、ハンガリーに工場を所持しており、プレス、樹脂、組立の一貫生産を世界品質で実現している会社です。
今回の自動化プロジェクトでは産総研特許技術である「HLAC(エイチラック)」という特徴抽出法用いた画像・動画解析技術を適用しています。少ないデータ量で高精度の解析ができるほか、異常として学習したものを検出するのではなく「正常を逸脱したものを検出する」モデルのため、前例のないようケースも含めてほぼ100%異常を検出することが可能です。
本取り組みでは、当社の技術の導入を通じて検品検査を自動化することで、不良品の見逃し率ゼロを実現し、同社の検品作業への負担軽減及び工場全体の活性化・効率化につなげていく予定です。また今回の連携に向けた打ち合わせの状況がBSテレビ東京でも取り上げられております。(BSテレ東にて2020/12/27 放送「日本はこうなる!?」~2021年を生き抜くビジネス戦略~https://adacotech.co.jp/news/2400)
今後は同社の国内外の工場において、検査自動化を起点とした様々な技術連携を模索していきます。モノづくり現場へのソリューション実装を一層促進することで、製造業界の進化と革新に貢献して参ります。