画像検査
概要
外観検査モデル作成ツール AdaInspector® Cloudは、HLAC特徴抽出法を用いた独自の外観検査AIモデルをクラウド上で作成できるツールです。
作成したモデルはダウンロードし運用に合わせた形でオフライン環境の検査にお使いいただけます。
画像検査AIの実行・運用にご興味をお持ちの方は画像検査ソリューションのページにて提供形態をご案内しています。
外観検査モデル作成ツール
AdaInspector® Cloud
4つの特長
良品学習
モデルの作成には100~300枚程度の良品画像を用います(パラメータ自動探索用に不良品画像も少量ご用意ください)
簡単操作
ノーコードでモデルを作成いただけます。パラメータ自動探索機能を搭載しておりAI開発の専門的な知識は不要です。
モデル性能
確認機能
テスト画像を用いモデルの性能確認・しきい値設定の最適化ができます。
GPU不要
クラウドの豊富な計算リソースを用いるため、GPU非搭載の汎用PCをネットに接続しすぐに始めていただけます。
生産現場での運用について
AdaInspector® Cloudで作成したモデルはダウンロードし生産現場で運用いただけます。問題発生時には画像を収集し再学習に用いる画像を選定・追加登録、AdaInspector® Cloud上でモデルチューニングを実施します。
学習および運用時における画像選定に役立つツールを開発中です。ご興味をお持ちの方はご相談下さい。
実行・運用のご提供形態について詳しくは画像検査ソリューションのページをご参照ください。
適用事例
- 従来の検査ソフトウェア(ルールベース)が苦手とする、背景に模様を持つワーク表面の検査、ノイズに埋もれた異物の検査、ふくれや凹みのようなルール化が難しい欠陥の検出にアダコテックのAIが役立ちます。
- HLAC特徴量技術の採用により処理が軽量化され、ルールベースの実行環境(CPUベースのPC/機器)に追加で搭載しても処理速度は200~300msec/1枚※と深層学習系AIと比較して高速であることが期待できます。
※ 5M pix の画像、core i 7のPCでの参考値です。画像サイズが小さくなるとより高速な処理が可能です。