「CTO of the year 2020」にノミネートされ、 アダコテック取締役 伊藤が最終プレゼンに登壇しました
「HLAC(エイチラック)」特徴抽出法※を用いた画像・動画解析によりモノづくりの検査・検品の自動化を促進する株式会社アダコテック(本社:東京都千代田区、代表取締役:河邑 亮太、以下、アダコテック)は、2020年12月24日(木)にCTO of the year実行委員会が主催する2020年最も輝いたCTOを選出するイベントにおいて、アダコテック 取締役 伊藤 桂一がノミネートされ、最終プレゼンに登壇しました。
「CTO of the year 2020」とは、システムや組織の急成長に伴う技術課題に向き合う CTO (最高技術責任者)にフォーカスを当て、2020年もっとも輝いたCTO を選出し、その顕著な功績を讃えるイベントです。オンラインでの開催となった今年は、他薦によりエントリーした8社のCTOが参加し、4名の審査員の前でピッチコンテストを実施、技術の独自性、先進性、業界への影響度、組織運営などを競いました。
伊藤は、製造業の検査・検品の自動化を目的に「HLAC」を用い開発したAI検査技術を誰もが使えるようにする取り組みについてプレゼンしました。
アダコテックは、引き続きAIによる画像解析に関連する技術について研究開発に取り組み、自社ソリューションへ新たな技術の適用を進めます。また、モノづくりの現場への自社ソリューションの実装を一層促進することで、検品・検査の自動化を進め、製造業界の進化と革新をサポートする事業の展開を目指します。
※:HLAC特徴抽出法:画像の解析や認識等に用いられる認識精度に優れた汎用かつ高速な特徴抽出法。検査対象の形状や大きさを計算する際、複雑な処理を行うDeep Learning技術とは対照的に、画素値(各画素の色の濃淡や明るさを表す値)を積和演算するのみで算出可能なので、市販PCで瞬時に計算できる。また、位置不変性(認識対象の位置が変わっていても同じものだと認識できること)及び、加法性(対象が2つある場合にそれぞれの特徴の和が全体の特徴となること)という特性から、画像のなかで同じものを表す領域の境界線を見つける必要がないことや(セグメンテーションフリー)、画像に複数の異常が発生した場合も個別に特徴を認識することができるといった、画像認識にとって好ましい性質を備えた特徴抽出法である。
【 CTO of the year 2020 概要 】
URL: https://eventregist.com/e/cto-of-the-year2020
日時: 12月24日(木)15時~17時【会場】オンライン
審査基準: 技術によるビジネスへの貢献度(独自性、先進性、業界へのインフルエンス、組織運営についても評価対象)
主催: CTO of the year実行委員会
メディアパートナー:TechCrunch Japan
運営パートナー: イベントレジスト
企画、運営協力: アマゾン ウェブ サービス ジャパン
審査員: 氏名50音順
・VOYAGE GROUP 取締役CTO:小賀 昌法氏
・ビジョナル 取締役CTO:竹内真氏
・アマゾン ウェブ サービス ジャパン スタートアップソリューションアーキテクト:塚田 朗弘氏
・freee 取締役CTO:横路隆氏
■ アダコテックについて
アダコテックは産業技術総合研究所(産総研)が開発した「HLAC(エイチラック)」特徴抽出法用いた画像解析技術を軸に、従来よりも効率的な異常検知を可能とするソフトウェアを提供しているテクノロジーカンパニーです。本技術は、少ないデータ量で高精度の解析ができるほか、異常として学習したものを検出するのではなく「正常を逸脱したものを検出する」モデルのため、前例のないようケースも含めてほぼ100%異常を検出することが可能です。また、常時並列演算を必要としないことから計算処理の負担が小さく、ノートパソコンのような汎用PCでもミリ秒オーダーの処理を実現・運用できるのも強みです。検査・検品の自動化をはじめ、お客様の生産性向上に技術で貢献し、「モノづくりの進化と革新を支える」というビジョンを実現していきます。
会社名: 株式会社アダコテック
設立: 2012年3月
所在地: 東京都千代田区神田小川町3-28-5 axle御茶ノ水302
代表: 代表取締役 河邑 亮太
資本金: 1億円
サービス内容: 製品検査・検品の自動化
URL: https://adacotech.co.jp/service